高級感+高機能!桐製チェストの魅力とは


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高級感+高機能!桐製チェストの魅力とは


高級素材「桐」のチェストの魅力

チェストのなかには、高級素材として知られる「桐」が使われているものがあります。家具やインテリアには木材が使用されるものがたくさんありますが、桐は木材の中でも非常に特徴的で奥深い素材です。こちらでは、桐のチェストが持つ魅力を余さずにお伝えします。

▲写真の「チェスト」はこちら


日本にマッチした通気性!

日本という国の大きな特徴として「四季がある」ということが挙げられます。春から夏に変わるときにはジメジメした梅雨の時期を迎えますが、そんなときでもアジサイの花を楽しむような風情があるのが日本の良いところですよね。

ただし、衣料品にとって梅雨の時期の湿気は決して良いものではありません。チェストに収納している服などには、カビが発生してしまうこともあります。こうしたカビの原因は、日本特有の湿度の高さと通気性の悪さにあります。そこで昔から活用されてきたのが「桐」なのです。

桐には梅雨の湿気にも負けない優れた通気性があります。そのため、古くから着物などの大切な衣類は、桐のタンスに保管することが一般的でした。桐という素材は、湿度の高い日本の気候風土にもっとも適した素材だと言えるでしょう。




桐は水を吸い込みやすい・・・?

桐についてよくある誤解が、「桐の家具は服などの湿気を吸収してくれる」ということ。確かに桐は湿気に強いという性質がありますが、実は桐自体はほとんど水分を吸収することがありません。つまり、桐製のチェストは湿気を吸うのではなく、外部の湿気を内部に入れないようにして衣類を守ってくれるのです。

桐製の家具にまつわる有名な事例として、こんな話があります。水害によって水浸しになってしまった部屋で、ずぶ濡れになった桐タンスをあけてみると、中に保管されていた衣類はまったく濡れていなかった……というもの。職人の手作業によって作られた機密性の高い桐タンスは、湿気どころか水害からも衣類を守ってくれるのです。




桐は燃えやすい?

桐の見た目は非常によく燃えそうに見えませんか? しかし、火に強いということも桐の大きな特徴なのです。桐を火の中に投じても、火が燃え広がることはありません。表面が炭化して黒くはなりますが、奥まで火が回らないように食い止めます。

つまり、桐製のチェストに大切な洋服を入れておけば、一般的なチェストと比べて万が一の火事の際でも洋服を守ってくれる可能性が高いのです。




桐は虫にも強い「衣類の味方」

桐には「タンニン」という成分が多く含まれていることが知られています。このタンニンはお茶や柿の実などにも含まれている成分で、防腐効果・防虫効果が非常に高いとされています。そのため、桐の家具に入れられた衣類が虫の被害に遭うことはほとんどありません。

現在では桐製の米びつなども販売されていますが、これもタンニンの効果でお米を守るためのもの。住宅に住む虫から衣類や食品を守るためには、桐はもっとも適した素材だと言えるでしょう。




大切な着物を桐製チェストに

ここまでにご紹介したように、桐は衣類の保管に非常に適した素材です。大切に保管しなければならない着物などを持っている方は、防虫剤を使うのもいいですが、桐製のチェストで保管してみてはいかがでしょうか。お部屋に高級感を出すインテリアとしても役立ちますよ。




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